2008年9月15日月曜日

千葉九十九里 焼き蛤三昧ツーリング

 9月13日~14日は、別件で奥多摩に行っていましたので、3連休最終日には、ぜひ、ツーリングと思っていました。
9月15日敬老の日、早朝5時に起きた時には雨が路面に残っていましたが、路面の乾燥をまって、6時に自宅を出発しました。
今日のツーリングはテーマだけありました。”九十九里の焼き蛤を食べに行こう”です。地図も持たず、iphoneのYahooマップのを頼りに
とにかくアクアラインまで行き先は決まっていました。



今回は、先日通販で買ったeriko-1971さんと同じ赤いフェラーリヘルメットを着用していきました。
eriko-1971さんはたいへんこのヘルメットが似合っていらっしゃって、わたしがかぶるとイメージダウンになるのではないかと心配しています。
装着感はとってもよく、シールドが口と鼻の間までしかないのですが、空力の良さでしょうか、ほとんど口に風を直接受けている感じがしません。
逆に、シールド内に適度な渦が発生して、曇りを晴らすと共に、換気になっているようでした。
後頭部や首のあたりの解放感は抜群です。夏場は涼しくていいですね。
装着のバックルもスキーのバックルのようでワンタッチで非常に簡単です。安全面からいうと、間違って赤いひもを引いてしまうとヘルメットは飛んで行ってしまうので、若干フェールセーフ上の配慮が必要かもしれません。アメリカではこのヘルメットは高速道路で使えないというのも分かる気がします。PLで苦労しそうです。Dリングで折り返す面倒なものが結局一番安全なのかも知れませんね。
しかし、便利です。

保土ヶ谷バイパスから狩場を抜けて、ベイブリッジを渡っている頃になると、暗い雲が覆ってきて、若干雨つぶがシールドをたたくようになってきました。
でも、薄日も差しているので、きっと日中は晴れると信じてアクアラインを通過しました。海ほたるでちょっと休んで、いよいよ千葉県です。

海ほたるでプチ休憩です。どんな風にヘルメットが見えるか確認用撮影です。


アクアラインを渡り終えるとそのまま館山自動車道に乗り換えました。きょうは、房総の海岸線(最も海岸に近い道路)を使って、九十九里まで反時計回りで行こうと瞬間的に判断し、南下していきました。途中のパーキングエリアに入ったとたん燃料ランプがつきました。
不吉な予感を感じながら、一休みして、次のICで下道に降りることにしました。今日は祭日の朝8時頃なので交通量も多くなく、スムーズに国道127号線を海岸線沿いに南下してくことができました。
曇ってはいるものの、風がなくとっても穏やかな内房の景色です。


フェリーの止まる金谷を経て、隣の保田で港によりました。ここは、番やという鮮魚料理のおいしいとこでTVにもよく紹介されるところです。
久しぶりに来たのですが、儲かっているのでしょう、事業拡大して温泉と、レストランが2つ増えていました。朝食をとったあとなので、食事はせずに、記念写真だけヨットが係留されている前でとりました。
みんなでツーリングしているときは笑顔がいっぱいなのですが、一人だと、厳しい表情をしていますね。一人で笑っているとおかしいからどうしてもこうなってしまうのでしょうね。

保田の隣は安房勝山、その隣は岩井です。岩井は林間学校で夏はとってもにぎわっている海水浴場です。ちょうどその境目の交差点です。

更に海岸線を南下して、館山の入口にやってきました。この川を渡ると館山です。海岸通りはさわやかです。



北条海岸からちょっと先に行ったところです。ジェットスキーがまたさかんのようですね。この先を左折すると南総里見八犬伝関係のお城があります。
ひたすら直進します。



館山を抜けると本当に海岸が近くなってきます。このへんから南房総フラワーラインが始まります。この頃になると、空も青空がのぞいて少し汗ばんでくるぐらいいい天気になりました。


ちょっとしゃれた感じの入り江です。

洲崎の灯台にきました。石廊崎の灯台に似ている感じです。そんなに灯台という感じではありません。

最南端に近いところにあるホテルです。眺望も最高でしょう。

南フランスかスペイン風のたたずまいです。

こちらもヨーロッパ調の宿泊施設です。

イタリアンレストランがありましたが、焼き蛤のために我慢です。


海岸はサーファーがいたるところにいました。
南房総フラワーラインらしい道です。とにかく真っすぐ。

平砂浦カントリークラブの入口です。
ゴルフ場でなければ素敵なところですね。
たくさんのお父さんたちが楽しんでいました。


南房パラダイスが道の駅と一体化されていました。
一休み、数人のライダーとバイカーがいました。
ゆずぴーるアイスをいただきました。セルフタイマーがいつ働くか神妙な面持ちです。もっと笑えばいいのにと思ってしまいます。

フェラーリのヘルメット置物としてもいいオブジェです。

野島崎の灯台です。いわゆる白浜の灯台ですね。こちらはアメリカ東海岸にありそうな灯台の形をしています。


ここまでは、GT1000でこれましたが、ここから先はあるいてゆかねばなりません。

ここは、ローズマリー道路といって、路肩にローズマリーの花がいっぱいにさいていました。
我が家の玄関のローズマリーと同じ大きさ花なので珍しくはありませんでした。


こちらまでが南房総
フラワーラインでした。結構長いですね。
鴨川の市内に入る交差点です。
数年前に子どもと一緒にきてシャチショーを見たシーワールドです。あのときは全身びしょぬれになりました。

しばらく、走ることに専念して写真を撮りませんでしたが、勝浦を抜け、大原、太東岬と走ってきていよいよ九十九里有料道路の入口です。


しばらくは、九十九里ビーチラインで普通の道が続きます。

九十九里有料道路の料金所です。ここから本格的に有料道路ですが、高速道路ではありません。

これは走行中にデジカメを持ってうつしたものです。焦点があっていませんね。
こちらは、まっすぐな道を片手でカメラを持ちながらとりました。


そうこうしているうちに目的地の不動堂ICで降りるとすぐ側道に向島という焼き蛤のお店があります。
九十九里町・豊海海岸の浜茶屋「向島」です。
ここ数年大変流行っているらしく、お店が拡大しているようでした。
キムタクがサーフィンに来た時に良く家族でくるといううわさもあるようです。
すでに、数台のツーリングのバイクが置いてありました。
店の中は、この水槽の中に大きなハマグリが生かしていて、これを焼いて食べるというものです。

大勢で来た場合は、バケツで蛤をたのんで焼きおにぎりを食べるのがいいらしいですが、今日はひとりなので、値段の書いていない時価の本蛤定食をいただきました。
本蛤定食の内容と値段を聞いてみると、本蛤(養殖でないもの)3個とイワシ5匹、カニの味噌汁、ごはん、おしんこで2300円ということなのでこれに決めました。
本蛤だけだと6個で3000円、養殖だと2300円です。
このメニューには単品魚介類のリストはのっていません、裏にかいてありました。



蛤の大きさにおどろきます。ちょっとイメージわかないかもしれませんが、あさり10個分の感じです。
3つ食べたらもういいという感じがしました。鰯をやいてたべたら、塩味がきついのですが美味しかったです。
焼き立てとういうのはおいしいです。

さあ食べるぞという意気込みが感じられます。とにかくおいしそうで、思わずうれしくなってしまったのです。

ノンアルコールビールをいただきました、わたしはあまりアルコール飲まないので、よく、ノンアルコールビールをいただきます。
美味しかったです。
最初蛤の片側を焼きます。しばらく焼くと、焼いている側についていた貝柱が外れます。そうしたら裏返しです。蛤の出しがたっぷり出ている汁をこぼしたくないのですが、無理やりひっくり返します。

反対側の貝柱も外れるといよいよ頂ける状況になります。もう我慢できないので、やけているイワシをビールと共にたべ、ご飯とも塩加減が良く合います。うなるくらいおいしーーです。


大満足で店をでて、ぱちり、相当混んでいます。でも店内も1階2階テーブル、座敷両方あるので、十分処理能力があります。待ち時間5分程度でした。
しかし、ここは、一人で来るよりも、たくさんできて、いろんな種類の魚介類をいただくのが良いかと思いました。
伊豆弓ヶ浜の青木さざえ点も良かったですが、ここはそれ以上の楽しさとおいしさがありました。
ぜひ、10月から生ガキがいただけるということなので、みなさんとツーリングにきたいなあと思いました。




帰りは、外房有料道路、千葉東金道路で帰ります。

ここは東金です。ここから高速で東京経由東名横浜までというルートをかんがえていましたが、交通渋滞で東京方面が混んでいたので、
館山自動車道を南下してアクアラインで帰ることにしました。

市原SAで一休み、もう足の付け根が痛いです。

その後、ひたすら首都高、保土ヶ谷バイパスを走って、4時に自宅に到着しました。
走行距離は、10832-10402=430kmでした。
先日の伊豆石廊崎ツーリングと同じくらいでしょうか。
マイペースでガンガン走ったので、皆さんと走るともっと時間がかかるのではないかと思います。
疲れたけれど本当にたのしく、おいしく、リフレッシュしました。
秋には、ぜひ、九十九里焼き蛤&かきツーリングにいきませんか。

7 件のコメント:

HOT-RED Yanagimoto 45 さんのコメント...

Katsu141さん。

こんばんは〜深紅ドカメンバーの1人、三鷹の柳本です。
凄いKatsu141さんの千葉九十九里 焼き蛤三昧ツーリングあっぱれ行動力ですね!1日ソロで430㎞とは、
本当に恐れ入ります。

私も千葉県一周の旅を試みましたが?勇気が湧きませんでした。またたった1人のソロツーリングとは凄い行動力です。Katsu141さんの厳選した写真の撮影点数も見応えのあるカットばかりです。余談ですが、イワシと蛤ですが何気に大好物です。

私は典型的な雨男ですから一緒にツーリングに出掛けたら多分土砂降りの大雨に見舞われてしまうかも?でも魅力的なツーリングを夢みて、いまからKatsu141さんと一緒に行ける企画を楽しみにしています。因みにフェラーリーの黒ヘルメットを秘かに狙っていたのですが?さり気なくKatsu141さん赤ヘルお似合いですよ〜!

Yanagimoto 45 ^^!

Toshifumi Kako 1966 さんのコメント...

Katsu141さん。

430キロツーリング無事ご到着お疲れ様でした。
私もこれと似たコースに8月に挑みましたが、
ひたすら長いコースだったように今でも思い出します。
それから深紅のボディーカラーと同じコントラストのヘルメット素敵ですね!石井様のGT1000ソロツーリング相変わらずの行動力には脱帽で御座います。大自然と壮大なる千葉房総ツーリング、ホント心癒される旅でしたね!羨ましく思います。

加古42-T

Katsu141 さんのコメント...

Tanagimoto45さんへ

長官こんばんわ
早速コメントいただきまして恐縮です。
今回、行ってみて、一周することもないなという印象を持ちました。前傾姿勢のきびしいロケットグループの皆さん用に、二つの選択があるかと思うのです。
ひとつは、焼き蛤を食いにいくのであれば、アクアライン、東金道路往復200kmくらいだと思います。
もう一つは、南房総の海岸線を走るコースです。
これは、フェリーを使うとまた変化もあるし、疲れをいやす人時にもなります。
横横で久里浜まで行き、フェリーで金谷に渡る。館山まで館山堂で行きそこから海岸線を走り、帰りは、鴨川から山道のワインディングを走って金谷に戻り、フェリーで久里浜までいき横横というのも往復250kmくらいではないでしょうか。
10月の安定した季節であれば、雨は大丈夫だと思います。
ぜひ、服部隊長にプラン候補の一つとしてご提案を差し上げたいと思います。

フェラーリのヘルメットいろいろ探したのですが、スポクラテーストにあっているのは、これしかないという結論いたり、まねっこといわれるのを覚悟で購入にいたりました。Euro net Direct e-shop (http://www.euronetdirect.net )で購入したのですが、日本の代理店?かなにかに在庫があるらしく、ネットでポチっとして4日目に届きました。値段も、送料込で43,150円とMotorimodaで購入する60,000円にくらべるとお買い得感があります。ぜひ、お勧めします。

Katsu141 さんのコメント...

Yanagimoto45さんへ
すみません、YをTと打ってしまいました。
失礼をしました。

Katsu141 さんのコメント...

加古さん
こんばんわ、いつも励まされるコメントありがとうございます。
確かにひたすら走ったという感じがするのは、勝浦から九十九里有料道路まであたりが、ちょっと退屈だからのような気がします。
Yanagimoto45さんにもご返事に書いたのですが、南に特化して、気持ちいい房総フラワーラインをメインに、フェリー利用で金谷まで行き、鴨川まで横断して、そこから海岸線を時計回りで回って、金谷に戻ってきて、フェリーで帰るというのが、適度な距離かと思います。
今回は何といっても焼き蛤を食すというのがテーマだったので無理やり二兎を追ってしまったという感じです。

BOBさんからはお猿と一緒に入る温泉旅行という提案もでいていますが、そちらもたのしみですね。

dub2096com さんのコメント...

石井さんへ
こんにちは、430㌔ソロツーリングお疲れさまでした。地図を見て驚いたのでが一周回ったんですね・・。以前になりますが私も横須賀の久里浜からフェリーに乗り、揺られ揺られ館山まで行った事があります。館山から九十九里の海沿いも景色が綺麗でとっても走りやすいコースですね。今を思えば石井さんのように美味しい料理を食べておけば良かったと思います。蛤と鰯もとっても美味しそう♪
気分的にも飲みたく・・・なりますよね!!
430㌔ソロツーリングお疲れさまでした。

PS:画像修正の件ありがとう御座いました。

ポールYOSHIDA 1979LE

Katsu141 さんのコメント...

ポールYOSHIDA 1979LEさん
コメントありがとうございます。
千葉一周にはちょっと足りません。
銚子までいかないといけませんね。
今回は焼き蛤が目的でしたので、そこまででした。
ソロツーリングはどうしてもストイックに走りすぎる傾向になってしまいますね。
またのんびり行きましょう。