2008年4月25日金曜日

我が乗り物遍歴を紹介します。

先日アルバムの整理をしていたら、一緒に楽しい日々を過ごしてきた乗り物たちの写真を見つけてしまいました。
GT1000に至るまでのルーツがたどれるような気がして、このブログに紹介してみました。

まず、こちらは初めて買った新車のサファリです。(今から25年前)
当時は、4ナンバーしかなく、ベージュのトヨタランドクルーザー70が圧倒的に売れていたのですが、
あえて、サファリを選びました。
今、アメカジ好きの若者に人気のあるジープワゴニアに似せて、商用車のサファリをワゴンに変身させました。
1)ウッド風サイドパネル&ガンネル材。涙涙の自作です。
2)ブリジストンのディザートデューラー&アルミホイル
3)スモークグラス
4)内装は、塩ビのハーフトリムを、ワゴン使用のフルトリム起毛じゅうたんに張り替えました。
5)リーフスプリングを商用車用からワゴン用に交換しました。
とっても気にいっていたのですが、結婚と共に泣く泣く手放すことになりました。
次に乗ったのは、ジウジアーロデザインのマーチK10でした。本当の意味での足としてつかいましたので、
写真に取っていなかったようです。あまり、愛着なかったのかも。

そして、次は、VWビートルです。(今から20年くらい前)
すでに、ビンテージの領域にはいっていましたので新車はブラジル製しかありませんでした。
中古で買ったのですが、走行距離は少なく、仕様は結構現代てきでした。
本当は、このタイプではなく、フロントウインドウがフラットなもう少しスリムなビートルが欲しかったのですが・・・
その前にあるのは、初めて、自分で買った2輪車のVespa150Sprintです。
実は、このVespaは,前のサファリを買う前から持っていましたので、すでにこの時点で10年経っていたと思います。
マンションの自転車置き場にシートをかぶせて保管していたので、結構コンディションは良かったです。
ビートルも、べスパもリヤビューがとっても魅力的でした。
ビートルは、まっすぐ走らないくるまでしたが、フラット4のドコドコという音が心地よかったです。
べスパも、シングルエンジンでタッタッタというのんびりした音の割に、4速のマニュアルミッションでキビキビ
走りました。今のビッグスクーターよりも早いのではないかと思います。
左手でクラッチを引きながら回転することによってシフトします。変わってました。でも使いやすかった。

ビートルは、妻の運転でマンション裏のごみ置きスペースのコンクリートブロックに激突し、お別れすることになりました。
さて、そのあとは、VWつながりで、当時日産からでたサンタナに乗ることになりました。
ドイツ車のしっかりした剛性のボディが印象にのこっていますが、去年中国に行ったら、タクシーでたくさん使われていて
がっかりしました。

サンタナと同時にセカンドカーとして、シトロエン2CVチャールストンを買いました。(今から15年ぐらい前)
ビートル、2CVと3大歴史的国民車のうち2つと人生を共にできたのは、とっても幸せでした。
残りの1台はminiなのですが、何度かその機会はあったのですが、最終的にご縁がありませんでした。
でも、miniは現役なので、まだ可能性あるかも・・・。

2CVは、感激するほど合理的な乗り物です。
BMWのボクサーエンジンと同じようなフラットツインエンジンをフロントにチョコットのせています。
メカはミニマムでマンマキシマムです。ロングノーズのようにみえますが、室内の有効空間も大きいです。
デザインはパーフェクトです。局面と平面との絶妙な組み合わせによる立体構成。しかも生産性を考え抜いた
合理的なデザインです。
ルーフは、リヤウインドウ上までロールトップでき、フルオープンカーに使い感覚になります。
夏は暑すぎるくらいです。でもとっても楽しいです。
室内は、アルミパイプに布を張った超軽量シートで構成されています。このシートはすべて、着脱可能で、
着脱したシートは、クルマの外に屋外リビングルームを作り上げてしまいます。クッションはゴムバンドの構造になっています。
リヤシートとパッセンジャーシートを外すとサーフボードが載せられる位のスペースが確保できます。
難点は、対候性が低いということです。紫外線によって、シートのスポンジがぼろぼろになったり、ビニールルーフが劣化し
甘漏れの原因になっています。
自然換気のため、雨の日には窓が曇っていつもウエスで窓を拭いていたことを思い出します。
最終的には、いろいろなパーツが朽ち果てていき、レストアショップに引き取ってもらいました。
ビートルも2CVもお別れは、物に対する愛着を超えた愛情があふれていて、本当につらいものでした。
べスパはこの時代でも顕在です。
べスパと2CV、フレンチとイタリアンだけれども、どこか共通性がありますね。


このあとの10年は静かに、日産アベニール、セレナと実用性に徹したくるまと過ごしてきました。
昨年、同居していた妻の母が天に召されたのと、子どもたちが一緒に行動しなくなったこともあって、
また、イタリアンな乗物に戻ってくるきっかけになりました。
あの頃のワクワクしたり、物に対する感情以上の入れ込みのできる乗物にであうことが出来ました。
それが、ドゥカティ GT1000です。
GT1000はまだまだ十分に理解しあえていない未知数の部分がたくさんあります。
これからじっくりと、このGT1000と付き合っていきたいと思っています。

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