2008年9月21日日曜日

台風一過ツーリング ほんのお散歩程度に・・・

台風一過の晴れ間をぬって、箱根にほんのお散歩程度のツーリングに行ってまいりました。

月曜日に磨いておいたせいか、バイクバーンをあけ、ボディーカバーをはずされたGT1000はひときわ輝いていた。
まだ暑さの残る地上では、レザージャケットに手が伸びず、いつものようにSuomyのメッシュジャケットを羽織っていた。
行き先を決めないまま深紅のGT1000にまたがり、イグニッショキーを差し込み、セルスィッチを押した。
その瞬間、空冷L型2気筒1000CCエンジンは瞬く間に目覚めた。
心地良いこの低周波の鼓動が、からだ全体に響き渡り、一体化していく。
次の瞬間、自然に左足のつま先がコツッーンとギヤーを1stに滑り込ませる、と同時に右手首の捻りと共に、鼓動は高まり、2次曲線を描いて加速していった。
あ~っ!心地良い!!

とりあえず、国道16号線を東名町田ICまで下り、ETCのゲートをくぐった。
この瞬間まですべてが無意識のうちに行われていて、いよいよ右に行くか、左に行くかの決断の時がやってきた。
体が、右を要求している。
感情のおもむくままに、S字カーブを描く高速入口を適度な横Gを感じながらアクセルを徐々に開けていった。
空は、台風一過の晴天とは言えず、厚い雲で覆われ、いつ雨が降ってきてもおかしくない状況であった。
しかし、時折、雲の切れ間から青空が現れるのを見るたびに、何の躊躇もなく、先へとGT1000を走らせるのであった。

東名高速は、30分程度走ると御殿場ICに着いてしまった。箱根方面へと曲がり、若干勾配のついた道を、トルクフルなLツインで
走り抜けてしまった。本当に心地よいこの瞬間をどう表現すればよいのか。

乙女峠を越えて箱根に入ると一層どんよりとした天気であった。雨が降る前に帰ろうと、湖尻から関所まで一気に湖畔を走り抜けていった。
寄り道もせず、そのまま箱根新道を通って、小田原まで向かった。
小田原から小田厚に乗った直後、ヘルメットのシールドを雨つぶが叩き始めた。
先日の伊豆ツーリングの帰り、小田原厚木道路で雨にあったことがデジャブのようによみがえってきた。
6速4000回転といえば、どの位スピードが出ているか察しがつくであろうが、厚木まで雨から逃れるようにして、疾走してきた。
いつの間にか、厚い雲は開け、青空が広がり始めていた。

走行距離、220km 気持の良い、お散歩のようなツーリングだった。

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4 件のコメント:

Toshifumi Kako 1966 さんのコメント...

こんにちは。石井様。

相変わらずの行動力ですね〜

お散歩で往復200キロとは恐れ入ります。
自転車ではとうてい実現不可能な領域ですね!
この場所はもしかしたら箱根のアクアの近くですね?

加古42T

Katsu141 さんのコメント...

加古さん
こんにちは。

確かに200kmはそう短い距離ではないのですね。
散歩って、あんまり頭で考えて何処に行くってわけもなくぶらぶらしているけど気持ちいいというところがありますよね。
そんな感覚なんです。
ちよっとぶらぶらしていたら箱根にきていて、何の目的もなく帰るっていう3時間でした。

遊覧船が出る場所って結構あるんですね。
ここは、アクアのところよりも南にある箱根関所南の前です。

ところで、ドカティブログ、ついに1~5位を独占しましたね。
あとは、甲斐さんのブログが赤丸急上昇中で、もうすぐトップ10入りですね。
中身はとっても個性的で私は好きです。
すぐに6位までを独占ですね。
写真のセンスがいいとブログが映えますね。
う~ん!

Unknown さんのコメント...

石井さん。今晩はお疲れ様です。

ご挨拶が遅くなりました。申し訳御座いません。
また一緒にツーリングに行きたいですね!
僕も最近1人箱根に行きました。
霧に包まれて大変でした。
芦ノ湖周辺なら大丈夫みたいですね!

甲斐

Katsu141 さんのコメント...

甲斐総店長さん

コメントありがとうございます。
甲斐さんの後ろから付いていくととっても安心して走れます。
ぜひ、ツーリングご一緒させてください。10月9日の日光ツーリング、行きたいですね。
現時点で1つ私が出ないとどうしようもない部長会があって、悩んでいます。
もう少し経つと時間が何とかしてくれることを願っています。

石井