ちょっと気になるパーツ類

世の中には、個性的なカスタマイズやモディファイをして自分だけのバイクを作り上げたいという派と、

古い車やバイクをレストアして、完全オリジナルを再現したいという派があるかと思います。

私の場合、何とかして完全オリジナルを維持したいというのが根底にあります。

それは、自分も過去に、ボディー設計にかかわっていたので、設計者の苦労や思いを

尊重したいという気持ちが先に立ってしまうからかもしれません。

各々の形は、デザイナーが考えつくした結果、最終的な形に仕上がっており、そのプロセスでの

苦労を知っているのから、どうしてもオリジナルデザイナーに対するリスペクトがあって、

そう簡単には、手を加えたくないということなんです。

でも、時折、ちょっとした味付けは、基本デザインを尊重しながらも引き立たせる効果があり、

心揺らぐことがあります。

下の写真は、赤のＧＴ１000に全体のフォルムを活かした形状のクラシカルシールドです。

これは、つけてもいいかなという気がしてきました。ミラーもバーエンドにしていますが、実用視界と

デザインの成立が永遠の課題かもしれません。これだとやはり見えないでしょうかね。

こちらは、マテリアルをステンレスフェンダー＆アルミタンクでＢＳＡやノートンなどの

ブリティッシュテーストに仕上げたものですね。クロムと黒の組み合わせのセンスが

いいです。形状を変えているのは、マフラー位でしょうか。

ＧＴ１０００に乗っていて、もう少しハンドルが後ろに絞られていると乗りやすいだろうな

というのを実現したＭ型ハンドルです。

時には、頭の中でシュミレーションをしてみると楽しいこともあります。